第1回 RUST始めました.(備忘録)

いろいろなプログラミング言語について書いてしまっていて,各記事が全然進んでいませんが...
唐突ですがCとかC#を置いといて,まじめに「RUST」と呼ばれる言語を勉強していきたいと思います.
そのついでに学んだことを日記にまとめようかなと思っています.

というのも,RUST(2021/11/29現在)に関する日本語のジャーナルが全然存在しないんですね...
まずは,RUSTのチュートリアルでも読んで,基本的な文法について学んでいこうかなと思います.

RUSTって何?

RUSTとは,2010年にMozillaからリリースされたプログラミング言語である.比較的新しい言語で,一般的な認知度はあまり高くないですがC++に代わる言語として注目を集めている言語です.

特徴は,C言語と同等の実行スピードを持ちながらメモリの安全性,並列性が高い言語らしいです.
WebAssembly,ネットワーク関連,組込みシステムに強い言語と公式ホームページには書いてあります.

組込みシステムと並列処理に強い言語というのは,筆者的に大きな魅力を感じてしまいます.

RUSTのインストール(Windows 編)

RUSTのインストールには,Windows上でMSVCと呼ばれるWindows上でC++をコンパイルするためのコンパイラーを事前にインストールする必要があります. MSVCは「Visual Studio C++ Build tools」をインストールすることで手に入れることができます.
「Visual Stdio」のC++開発ツールの導入でもMSVCのダウンロードはされるのですが,RUSTを「Visual Stdio」上で開発しないのであれば, 「Visual Studio C++ Build tools」 をインストールするのが無難だと思います.

Visual Studio C++ Build tools

RUSTのインストールページからWindows用のインストーラーをダウンロードします.

RUST install page

インストーラーを起動すると次の写真のようなコマンドプロンプトが起動します.

特に設定する必要が無ければ,1と入力し[enter]を押せば「Rustup」と「Cargo」インストールが開始されます.RustupはRUSTのバージョン管理,CargoはRUSTで使用するライブラリの管理を行うソフトウェアらしいです.(たぶん...)
使い方についてもおいおい勉強し,日記にまとめていきたいと思います.
数分すればインストールが完了します.

コマンドラインで

❯ rustc --version
rustc 1.56.1 (59eed8a2a 2021-11-01)

と表示されたらインストール完了です.

RUSTのインストール(Linux 編)

ターミナルにて

curl --proto '=https' --tlsv1.2 -sSf https://sh.rustup.rs | sh

と入力されるとインストールが開始されます.
Linux版でも上記の写真のような画面が出てくるので,インストールオプションで修正したい個所がなければ,同様に 1と入力し[enter]を押してください.
こちらでもターミナルで

❯ rustc --version
rustc 1.56.1 (59eed8a2a 2021-11-01)

と表示されたらインストール成功です.

今回はここまでです.
ターミナルで一行でRUSTのインストールが出来るのは楽ですね.
次回は,実際にRUSTのプログラムをコンパイルしターミナル上で動作するプログラムを作製していきたいと思います.